広島市の粗大ゴミの捨て方！申込方法・持ち込み方・注意点について解説

広島市で、ベッド・ソファ・テーブルなど大型ゴミ（粗大ゴミ）の処分方法にお悩みではありませんか？

「粗大ゴミを捨てたいけれど、処分方法がわからない」

「引越しのため急いで捨てたいけれど、すぐに回収ってしてもらえるの？」

など、粗大ゴミに関する様々なお悩みをお持ちの方のために、広島での粗大ゴミの処分方法を解説します。ぜひ、粗大ゴミを捨てる際の参考にしてみてくださいね。

広島市で粗大ゴミとなるもの

広島市では、一般的に「粗大ゴミ」と呼ばれるものを「大型ゴミ」と呼んでおり、次の条件に当てはまるものは、大型ゴミとして扱われます。

• ・最長の辺の長さ、または最大径が30cm以上のもの
• ・棒状のもの、または容易に曲げることができる板状のもので、最長の辺の長さが1m以上のもの
• ・家電リサイクル法対象機器(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)は、大きさにかかわらず大型ごみ

大型ゴミに該当するかどうか判断に悩んでしまうときは、広島市ホームページの「家庭ごみ分別50音事典」で確認することができますよ。それでもわからない場合は、直接問い合わせてみるのがベストです。

これらを確認し、大型ゴミに当てはまる場合は、広島市が指定する方法に従ってゴミを出します。

広島市で粗大ゴミを捨てる３つの方法

広島市で大型ゴミを捨てる方法は主に以下の３つ。

• ①有料・予約制の大型ゴミ収集を利用する
• ②市の処理施設に自分で持ち込む
• ③民間のゴミ回収業者に依頼する

それぞれの処分方法を、以下に詳しく解説していきます。

①有料・予約制の大型ゴミ収集を利用する

市が行っているサービスで、事前予約を行い、収集運搬手数料を納付したうえで、決められた収集日と場所に出すという最も一般的な処分方法です。

①予約

大型ごみ受付センターに、電話またはインターネット、LINEチャットのいずれかの方法で予約を行います。

予約には申込期限が定められており、電話の場合、収集日の前日から数えて3日前(土曜日、日曜日、祝日等の休みを除く)まで。

インターネット、ウェブチャットまたはファクスの場合は、収集日の前日から数えて5日前(土曜日、日曜日、祝日等の休みを除く)までとなっています。

申込時には以下の情報を伝えます。

• ・氏名
• ・住所
• ・電話番号
• ・ゴミの品目や数量

この時に、収集日や収集場所の確認、収集運搬手数料や受付番号などが知らされます。

げた箱、食器棚、本棚、たんすなどは、正面からの幅や高さの確認があるので、捨てる場合は予め大きさを測っておきましょう。

②収集運搬手数料を納付

受付が完了したら、コンビニエンスストアやスーパーなどで、手数料に応じた納付券を購入します。

ネットまたはLINEチャット予約を利用した場合は、キャッシュレス決済を選択することができます。

③決められた収集日・収集場所に出す

納付券に受付番号・氏名を記入し、大型ゴミに貼り付けます。

キャッシュレス決済を行った場合は、任意の用紙（A5からA4程度の大きさ）に受付番号・収集日を記入し、四辺をガムテープなどで大型ゴミにしっかりと貼り付けます。

そして、収集日の朝8時30分までに収集場所へ出すことで、大型ゴミを回収してもらうことができます。

注意事項

有料・予約制の大型ゴミ収集を利用するときは、以下のポイントに注意が必要です。

• ✓一度に出せるのは10点まで
• ✓10点以内でも、大型ごみ収集運搬手数料の金額が合計3,000円以内となる数量しか予約できない
• ✓収集日は地域ごとに指定された日に出す（指定不可）
• ✓家の中からのゴミの持ち出しは自身で行う
• ✓収集日より前に大型ゴミを出してはいけない

収集日の指定ができないので、急ぎの場合は、早めの申込が必要になります。ですが、市が行ってくれる収集サービスで、かつ手頃な価格なので安心して利用することができますよ。

また一人暮らしの方や、自分で所定の場所まで持ち出せないという場合には、住宅内からの持ち出しを無料で支援してくれる場合があります。気になる方は、ぜひ大型ごみ受付センターまで問い合わせてみてくださいね。

②市の処理施設に自分で持ち込む

収集を依頼せず、市のゴミ処理施設へ直接自分でゴミを持ち込んで処分する方法になります。

①広島市のごみ処理施設に持ち込む

広島市では、「安佐南工場大型ごみ破砕処理施設」に大型ゴミを持ち込むことができます。

事前予約や処分手数料は不要になります。予めご自身で受入日や受入時間を確認のうえ、持ち込みを行いましょう。

②施設内の指定された場所に自身でゴミを降ろす

車両を傷つけるなどのトラブル防止のため、ゴミの荷下ろしはご自身で行います。

注意事項

自己搬入するときは、以下のポイントに注意をしましょう。

• ✓受入日は平日のみ（休日開場あり※予約者限定）
• ✓ゴミの排出元を確認する場合があるため、免許証などの提示を求められることがある
• ✓持ち込んだゴミは自身で荷下ろししなければならない
• ✓家電リサイクル法対象品（テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機など）は、搬入できない

車へのゴミの積み込みや、荷下ろしなどの負担がありますが、予約や処理料が不要なので、ご自身で作業出来る方にとっては、非常に便利な処分方法になります。

基本は平日のみの受入ですが、予約者限定で休日開場日を設けているので、平日の搬入が難しい方はぜひチェックしてみてくださいね。

③民間のゴミ回収業者に依頼する

市が行うゴミ収集サービスではなく、民間の回収業者に依頼する方法です。

日時指定ができ、早ければ最短で当日に回収してもらうことも可能です。また、業者が部屋から直接ゴミを運び出してくれるため、大きな粗大ゴミでも手間なく処分できるのがメリットです。

ただし、市のサービスに比べて料金は高くなる傾向があるため、スケジュールや予算との兼ね合いを考えて利用するのがおすすめです。

家電リサイクル法対象品の処分方法には注意

テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象品となり、リサイクルが義務付けられています。またゴミを捨てる人が「リサイクル料金」＋「収集運搬料金」を負担する必要があります。

広島市では以下の方法でリサイクル家電を処分することができます。

• ①販売店に引き取ってもらう
• ②自分でメーカー指定搬入場所へ搬入する
• ①大型ゴミ収集で出す（要予約）

①販売店に引き取ってもらう

買い替えの場合は新しい家電を購入する店に、処分のみの場合は過去に購入した店に依頼することができます。また、購入した店舗以外に依頼することも可能です。収集運搬料金や申し込み・収集方法などについては、お店によって異なりますので、販売店に確認しましょう。

②自分で指定搬入場所へ搬入する

郵便局でリサイクル料金の払い込みを行い、「家電リサイクル券」と廃家電を持って、以下の最寄りの指定引取場所へ持ち込むという方法があります。

詳しい営業日時は一般財団法人家電製品協会HPより確認ができます。

ご自身で指定場所に持ち込むのであれば、収集運搬料金は必要ありません。

③大型ゴミ収集で出す（要予約）

広島市が行う大型ゴミ収集を利用して、リサイクル家電を回収してもらうことも可能です。

利用方法は、通常の大型ゴミ収集の手順と同じですが、郵便局でリサイクル料金の払い込みを行い、「家電リサイクル券」を大型ゴミに張り付けて出す必要があります。

粗大ゴミの回収は広島セーフティにお任せ下さい

広島市の粗大ゴミの処分方法についてご紹介いたしました。

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